活動方針

反貧困ネットワーク広島の活動方針

反貧困ネットワーク広島として、さまざまな分野で支援活動にあたっている人々や、当事者の方々(生活保護制度を利用中の方、多重債務被害にあった方など)の参加を得て、以下のような活動をおこないたいと考えています。

  • (1)地域での相談、支援の実施 広島県内にも路上生活を余儀なくされている人、「ネットカフェ難民」と呼ばれる住居喪失者がおられ、昨年末からの非正規労働者大量解雇によって、このような人々の数が今後さらに増加していくことが考えられます。 当会は、定期的に、地域での相談会を実施して、多重債務問題、労働問題、生活保護問題等貧困にかかわる相談活動をおこない、各専門家の連携プレーにより総合的な支援をおこないたいと考えています。
  • (2)会員相互の情報交換 当会には、弁護士、司法書士ら法律家、社会福祉士や医療ソーシャルワーカー、生活と健康を守る会など生活・福祉制度の支援を行う人々、クレジット・サラ金被害者の会、労働組合で相談を行う人々のほか、子どもと教育の問題、女性、障がい者の問題に取り組んでいる方々など、多彩なメンバーが参加しています。 各分野の交流を深め、知見を広げることで、地域の支援者の「顔が見える関係」を築くとともに、複合的な事案にも対応できる、支援者側のスキルのアップを目指します。